子育てのための工夫をちりばめた家。
子どもの成長とともに、家づくりを考えるようになったと話すK様夫婦。
「結婚してから6年、福岡市中心部のマンションに暮らしていました。都心で便利だったのですが、子どものことを考えると庭がある住まいで育てたいと思うようになりました」と振り返る。
奥さんが生まれ育った久留米市で土地を探し始めた夫妻は、2区画分をまとめて購入できる約120坪の土地に出会った。
「以前お住まいだった方が植物好きで、大きな梅の木が印象的でした。1区画を庭にすれば、子どもたちも植物に親しめるだろうと考えました」
実は、K様夫妻はともに未来工房の社員。ご主人は現場監督、奥さんは木の家アドバイザーとして勤務している。
未来工房のモットーである自然素材を使うことに加えて、子どもの感性を育める空間づくりにこだわったという。
「子どもと大人、それぞれの世界が緩やかにつながる空間を希望しました。気配を感じながらもそれぞれの居場所となるリビングは、子どもが成長しても家族がつながる場となります」
ダイニングの大きな窓の先には、段差のないウッドデッキが続く。夏はここでプールを楽しむとのこと。
1区画分の敷地を広々と活用した庭では、一角に家庭菜園を設け、子どもと一緒に野菜づくりを楽しんでいる。
「キッチンから庭で遊ぶ子どもたちの様子が見えるので安心です」(奥さん)
Kさん一家がこの家に暮らして約1年(2024年4月取材時点)。住み心地を伺うと、ご主人は「住んでみて、本当に毎日快適です。自分たちの家を建て、さらにその家に暮らしてみて、改めて未来工房の家の素材の良さを感じています」と答えてくれた。
豊かな緑に囲まれた無垢の木の家で、K様一家の健やかな日々が営まれていくことだろう。