『森林と林業』3月号
2019.01.25
NEWS
【諸々雑感】
【諸々雑感】
先日、長い間木を育ててきた人のことを書きました。
次の日(1/19)の朝日新聞「折々のことば」に、…
この文章が出ていました。下記引用です。
—–折々のことば 1350——————–
木は数百年もの時間をかけて養分を地面から取り込んで体内にためる。
これが子どもたちにとってかけがえのない遺産となる。
―ペーター・ヴォールレーベンー
樹も子育てをする。親は若木の頭上に枝を広げ光を遮る。
ゆっくり生長するので、組織も緻密になって、折れにくい。
代わりに根を通じて栄養を送る。
朽木や倒木も、菌類や昆虫による分解で養分が豊かだから、
苗木を育てる土壌となる。人も倣うべき教育法だ。
ドイツの元森林管理官『樹木たちの知られざる生活』(長谷川圭訳)から。
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今やることが、次世代の養分となれるものでなければ。