完成
見学会

2022.09.30

NEWS

庭さんぽ 〜hit久留米「温故知新」春〜

2022年5月 hit久留米住宅展示場に、モデルハウス 九州の木と漆喰の家「温故知新」がオープンしました。

庭づくりを担当していただいたのは、成富石材造園さん。

「温故知新」の名前と家の佇まいから、日本庭園の技法を用いた和の中に、洋風の草花もプラスした庭を提案いただき、100種類を超える植物が植えられています。

和も洋もどちらにも偏りすぎず、花の香や果実に四季を感じ、風に揺れ、枯れゆく姿も楽しむ庭ができあがりました。

今回は少し遡って、春の庭の様子をご紹介します。のんびりお散歩、どうぞごゆるりと。

こちらは、庭づくり真っ最中。
樹木や草花を植え、グランドカーバーの苔を職人さんたちが丁寧にはっていきます。
日陰のイメージの苔ですが、種類によっては日向でも元気なものもあるそうです。

こちら、入口玄関のある北側の庭です。

角にある石の水鉢には、金魚が気持ちよさそうに泳いでいます。

以前は3匹だったので、「ド・レ・ミ」という名前だったのですが、今は5匹になったので「は・に・ほ・へ・と」。

上に紅葉の枝を這わせて、鳥が近づかないようにしています。

九州では珍しいヒメシラカバや、新緑から実、紅葉まで楽しめるジューンベリーなどの背の高い樹木、自然石の小道の脇には、ヤマアジサイやホタルブクロ、ギボウシなどの里山が思い浮かぶ草花たちが植えられています。そして、その周りを苔で覆いしっとり落ち着いた印象の庭に。

5月にはクチナシの甘い香りが迎えてくれますよ。

こちらは、ブリヂストン通り沿いの南の庭です。

真ん中に黒石のステージを作り、あえて植物を植えずに庭に広がりを持たせています。
黒の茶碗で抹茶を楽しむように、互いの色を引き立て、硬さと柔らかさの質感の違いも好相性。

通り土間から見ると、こんな感じに。緑の庭が室内を照らしてくれます。

デッキの正面にはライム。柑橘系は冬も緑の葉を残してくれます。

脇には原種のブルーベリーやイチジクも。果樹があると庭がもっと楽しくなりますね。

こちら、西側にあるアメリカしもつけディアボロ。
銅葉が美しく庭のアクセント。春に咲く、白い鞠状の花が楽しみです。

丸く集められた小石の下には、排水枡の蓋。
こんな可愛い隠し方。真似したくなりますね。

日々、少しずつ表情を変える庭。

お近くにお越しの際は、お気軽にお散歩ください。

hit久留米モデルハウス/九州の木と漆喰の家「温故知新」

https://www.mirai-kohboh.co.jp/modelrooms/hit-kurume