７月２６日、８月２日の２日間に渡り、輝翔館中学校の２名の生徒さんが職場体験にやってきてくれました。

〈1日目〉

まずは未来工房を知っていただくため、久留米本社展示場とhit久留米展示場をご案内。

素材や作り手のこと、社会への取り組みや建築後の家守りなどについてお話しすると、家づくりにさらに興味をもっていただけたようでした。

また、ご自宅やお友達の家と比べてみて、「木がとてもいい匂い」「涼しい」「気持ちいい」と体でも感じていただきました。

そんな未来工房の家を作る過程を知るため、次は新築の工事現場へ。

当日は猛暑日でジメジメとした天候でしたが、工事途中の家の中は、入るだけで涼しさを感じられたようでした。

現場は大工工事中で、刻んだ無垢の木や羊毛断熱材、釘などが見えない作り方、その苦労や難しさを学び、そのほか多くの職人さんの協力の上で家が作られていることを学んでいただきました。

その後は、実際に大工さんも使用している鉋（かんな）を使い、木材を削ってつくるはしづくりを体験。少し根気がいる作業ですが、２人とも楽しんで作ってくれました。

削って出た鉋くずも、木の匂いや調湿効果を活かした消臭剤として、出来上がったおはしと一緒に持ち帰っていただきました。

体験学習初日、2人とも、未来工房の雰囲気や扱っている素材などを肌で感じ、楽しみながら学んでいるようでした。

〈2日目〉

設計士の仕事を体験するワークを行いました。

それぞれがお客様と設計士の立場になり、家の図面を作ってみるというもので、初めての作図に苦戦しながらも、最終的には完成度の高い図面が出来上がりました。

特に、敷地の条件に合わせて部屋の配置や向きを考えるのは大変だったようですが、上手く間取りが決まっていき、図面が出来上がってくると、それを考えるのも楽しみの一つだと知っていただけたようでした。

設計士の仕事の難しさと楽しさの両方を知ったことで、将来設計士になりたいと思う意識が高まり、夢に向かって頑張りたいという生徒さんの言葉に、私たちも嬉しくなりました。

この2日間の職場体験をこれからの学びにぜひ活かしていってくださいね！