【晴耕雨読の畑づくり vol.8】
2022.04.25
NEWS
hit久留米展示場建築日誌 17
むき出しになっていた配線も、天井の中や壁の中に隠れてゆきます。
家じゅうに電気を配るための線は、
電気工事士、そして現場監督や大工さんとの協力なしには設置することができません。
現場の人たちは、自分の仕事だけまっとうすればいいわけではないことを、よくわかっています。
一階では、天井の施工中。板と板の継ぎ目が、揃ったりばらけたりせず、全体を見てちょうどよく乱れるように。
二階では左官さんが珪藻土を塗っています。
この展示場では、いくつかの塗り壁の材料を見ることができます。
どんな材料であれ、大切な養生、そして道具の手入れは欠かしません。
職人さんたちによる、当たり前の丁寧な手仕事。住む人の無意識にも感じている居心地良さは、設計や素材の力、そしてこんな心配りによっても生まれるのでしょう。
アール壁の下地には切り込みを入れたボード。ここで、大工から左官へバトンが渡されます。
天井も貼り終えて、そろそろ大工さんの作業場は引越しです。