【ギャラリー建築日誌 vol.7】完成を目前にして、思うこと。
2018.01.26
NEWS
【ギャラリー建築日誌 vol.8】息を凝らして
微妙な角度と、柔らかい力加減。
息を凝らして、ピンと張った空気の中で、
仕上げの漆喰が塗り重ねられていく。
意志とか、思いとか、どう考えているかとか、
そういうのはとっくに乗り越えて、
ただそれだけで、透明に澄んで、美しい。
跳ね返す光も陰も柔らかい。
たぶん、人の手が、その人の意志を乗り越えたときにしか、
できないことなんだと思う。
そんな左官の現場に立つことができたことを、誇りに思いながら、
これから、家づくりを続けていかねば。
と、決意も新たに、ギャラリーのオープンは刻々と近づいています。