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2022.02.15
NEWS
hit久留米展示場建築日誌 ④
玄関の打ち合わせです。
今回の展示場の玄関も既製品ではありません。
だから、玄関の建具がはめこまれる枠は、大工さんがつくります。
材料と建具のデザインや大きさが決まれば、
ここからは大工さんと現場監督の仕事です。
建具の上に欄間がはめ込まれる、今回の玄関のデザイン。
きれいに納まるよう、材料一つ一つの寸法が計算されています。
設計や現場監督の仕事を知らない者にとって、数字とこの計算が生み出す美しさには、感嘆しかありません。
玄関のデザインはまだ秘密ですが、この枠の中にある玄関は、きっとそのデザイン以上にひときわ目を惹くのでしょう!
デザインは、その作り手によって、さらに生かされるものなのだとつくづく実感しました。
また、杉の床材の検品も行いました。
板の色味や節によって、床材の並べ方を検討します。
一つとして同じもののない自然素材だからこそ、
大工や現場監督の豊富な経験に裏打ちされた生かし方があるのです。