完成
見学会

2024.09.10

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熊本モデルハウス建築日記【上棟編】

こんにちは、現場管理の河﨑です。

前回基礎が完成した熊本モデルハウス、いよいよ上棟です!
前準備で、土台の木材を敷いたり、材料の搬入などを行いました。

そして迎えた上棟日、天候、日柄共に恵まれ、絶好の上棟日和となりました。
まずは、お酒、いりこ、お米を使って『四方のお清め』を行い、工事の安全を祈願して全員で乾杯を行います。
(お酒で乾杯しますが、安全の為にもちろん飲みません。口をつけるだけの形式的な乾杯ですのでご安心を!)
乾杯が終わると、いよいよ作業開始。

棟梁の江上大工を筆頭に、10名の大工さんが集まり、皆で協力して作業を行います。

クレーンも使って、慣れた手際で順調に作業は進み、午前中に『棟木』を組み上げることができました。
『棟木』とは建物の屋根の1番高い位置にくる構造材。
『日本の家づくりを変える!』そう願いを込めて、棟木に記しました。

これはお客様からもよく言われる事ですが、屋根の構造を組み立て終え、建物の形が立体的に出来上がると、『地縄張り』の時には小さく狭く感じられた建物も、随分とスケールが大きく感じられます。
(※『地縄張り』とは、敷地のどの位置にどんな大きさで建物が建つのかを、実際に地面に縄で形取って確認する作業のことです。)

屋根の構造の組み立てが終わると、その上に屋根板を貼っていくのですが、これも1枚1枚手作業で貼っていきます。

未来工房では、無垢の杉板の幅15cm、厚み3.5cmの板を屋根板として使用しています。
屋根板はそのまま2階の天井として見えてきます。
屋根板が貼り終わると断熱材などを施工し、本日予定していた作業は無事完了しました。

構造材から屋根、床材にいたるまで熊本県産材を使ったモデルハウスの本体工事が、上棟を境に本格的に始まります。

10月5(土) 6(日)には現場見学会も開催の予定です。
未来工房の家づくりのこだわりや魅力をぜひ現場で見て、感じて頂けると幸いです!