11/3(水)4(木)臨時休業のお知らせ
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木材の産地、湯前木材事業協同組合に加盟
私たちがすべての構造材に使っている燻煙木材は、
熊本県と宮崎県の県境あたりから産出される球磨杉です。
原木の選別から、乾燥、製材、そして納材まで、流通を確立することで、
これまで以上に、産地と密接に関わりたい!
そう考え、今年、湯前木材事業協同組合に加盟いたしました。
山から工務店まで、一気通貫した家づくりです。
※
日本の一般的な木材流通は、山から原木市場→製材所→製材市場→建材商社→工務店、といった流れです。
途中で何度も分断されてしまい、作り手の顔が見えないのが当たり前になってしまっています。
さらに、現在では、同じ規格の木材を大量に生産する大規模製材工場に集中し、
木の特性を見極め、活かすことができる技術をもった小さな製材所の数は減りつつあります。
今回の組合加盟にあたり、熊本県湯前町から、製材所や町職員の方々が、建物を見に来られました。
山と工務店の分断とは、
工務店側からするとどのように原木から製材されているか見えない、ということですが、
山側からすると、「どのように家になっているのか見えない」ということです。
今回、このように家を見学していただいたことで、どのように木を大切に使っているかを知っていただくことができました。
木を見せ、活かす家づくりは、製材する職人さんにとっても、かなり気を使う仕事です。
でも、木材の特性を見極め活かすことのできる技術・腕を存分に発揮することのできる仕事でもあります。
改めて、国産材を使うことの意義、発信し続けることの意義を知ることができました。
湯前町農林振興課の皆様、九州横井林業株式会社の皆様、
遠いところありがとうございました!