【ギャラリー建築日記vol.2】棟上げの日。
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社員研修に行ってきました!(製材・燻煙木材編)
4/18(木)19(金)に社員研修で、原木市場、製材工場、燻煙処理木材の見学に行きました。
今回は、製材と燻煙木材編です!
こちらが噂の燻煙窯。
未来工房の梁や柱は、燻煙木材(燻煙熱処理木材)を使っています。
ところで、木は山の斜面に立っていますね。
木は成長するときに、斜面や風、重力に耐えながら、上に真っ直ぐに伸びようとします。
これらに耐えながら成長するときに、実は、木の内部では抵抗する力が働いており、
建築の木材になったときに反りや曲りとして表れてきます。
燻煙木材は、そういった反りや曲りを軽減してくれるのです。
他にも、シロアリさんに強かったり、煙で燻す輻射熱により木の内部まで乾燥することができます。
なんといっても、湿度のコントロールが抜群。
湿気を吸ったり吐いたりして、人が心地よいと感じる湿度40〜60%に保ってくれます。
燻煙木材は、木の細胞を壊しにくい処理のため、調湿効果が高いです。
ぜひ展示場で体感してみてほしい…。(特に梅雨時期!)
製材工場では、木のクセを見定めながら、1本1本手作業で製材する様子を見学できました。
阿吽の呼吸で黙々と丁寧に作業されている職人さんたち。
とてつもない時間と手間のかかる作業。
木が家の材料になるまでにたくさんの職人さんの心配りや情熱。
家づくりを担う会社として伝えていかなければと思うのでした。
Instagram・YouTubeでは動画を公開していますのでそちらもぜひご覧ください。
次回は【千年杉編】をお楽しみに!