家の中で欠かせない「電気」。
この線を配る、配線工事の写真です。

未来工房の家は、厚み35mmもある床板を二階に使用しているので、
梁に直接床を施工します。
下地は入れずに、なんと一発で仕上げます。
つまり、一階から見上げる天井は、二階床の裏側です。

これもこの厚みの床板を使用しているからこそできること。
木の力を最大に活かす家づくりです。

でもちょっと困ったことも。
一般的な家づくりなら、簡単に天井裏で通すことのできる配線。
家の中で、配線を通す隙間が生まれないのです。

だから未来工房の家は、梁に溝を作って、配線を入れ込んでいます。
大きな材料を用いて強度も担保しつつ、住む人の居心地のために木の力を存分に活かした施工方法なのです。