完成
見学会

2018.01.20

NEWS

【ギャラリー建築日誌 vol.6】見極める。

人の目に触れる部分に、木をどう活かすのか、見極める。

頭の中に、細部まで、木目までも心が配られ、完成した立体が浮かんで初めて、道具を使う。

すごくすごく大切に「木」を扱っていて、
長い材料があっても、間違っても壁や柱にどすん、なんて絶対ないし、
材料同士をぶつけてしまったりなんてこともない。

そして、手間を決して惜しまない。
たった数十センチの幅の上がり框をつくるにも、
板の木目を読んで使う部分を決め、いくつか大きさの違うかんなをかけ、手触りを確認し、、、

その時々に、道具と手を動かすまでの、息をつめるような時間があって、
これこそが家づくりの真価なんだろう。

(さらに、こんな大工さんたちに支えられて、
私たちスタッフも家を建てるお客さまも、幸せになるはずだ!と思いました)