【ギャラリー建築日誌 vol.8】息を凝らして
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近くの小学生が、会社訪問
未来工房の近くにはいくつか小学校があり、
毎年、小学生たちが会社訪問に来てくれます。
10月23日(水)、小学2年生9名が、やかまし村のギャラリーへやってきました。
簡単に会社紹介をしたあとは質問タイム。
「家をつくるのに、何人くらい必要ですか?」
「どこで家をつくっていますか?」
「(庭木を指して)あの木も家に使いますか?」
「どんな道具を使いますか?」
「どんな家をつくっていますか?」
「どんなときが大変ですか?」
「楽しいのはどんなときですか?」
「どうして、木を使って家をつくるんですか?」
子供たちの無邪気な質問は、なかなか核心をついてきます。
「どうして、木を使って家をつくるんですか?」
住む人の健康や安全に配慮して、
私たちは自然素材、中でも「木」を使うことを大切にしている、ということを、
最初につくった幼稚園の話でお伝えしましたが、
その際、引率の先生からこんな話がありました。
「みなさんが通っている小学校の校舎が新しく建ったとき、
夏の暑さで、使われていた接着剤などが溶けたにおいで、気分が悪くなる生徒がたくさんいたんだよ」
「だから、安全のために、木を使っているんだよ」
こんな身近でシックスクール問題が起こっていたのですね。
お話のあとは、ギャラリーを案内。
「ここも、これも木!」
今日のおはなしや匂いや手触りが、「日本の木を使う」ことにつながりますように。